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新川和江『詩が生まれるとき』/みすず書房

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「詩はひかりのように、ひびきのように一瞬のうちに感受するもの」。 第一詩集刊行から半世紀を越え、戦後日本を代表する女性詩人の、自作詩にまつわるエッセイ55編。少年少女詩から、恋愛詩、叙景詩、そして雄渾な大地への讃歌まで、ヴァラエティに富みスケールの大きな新川詩は、どこから生まれてきたのか。 作品世界に内在する言葉や心の動きが、たしかな手ざわりで甦る。詩が生まれるきっかけやモチーフ、創作に向かう態度、そして自伝的回想をも交えながら打ち明ける「詩作の秘密」。詩だけからでは窺い知れない茶目っ気やユーモアも愉しい、興味つきないエッセイ集。 新川和江 1929年茨城県結城市生まれ。詩人。県立結城高等女学校卒。在学中に西條八十に師事し、17歳で結婚後、上京して少女小説や詩を発表しはじめる。1953年、最初の詩集『睡り椅子』を刊行。1983年、吉原幸子とともに「現代詩ラ・メール」を創刊。1993年の終刊まで女性詩人の活動を支援した。詩集、『ローマの秋・その他』(思潮社、1965年、室生犀星賞)、『土へのオード13』(サンリオ出版、1974年)、『火へのオード18』(紫陽社、1977年)、『水へのオード16』(花神社、1980年)、『ひきわり麦抄』(花神社、1986年、現代詩人賞)、『はたはたと頁がめくれ…』(花神社、1999年、藤村記念歴程賞)、『新川和江全詩集』(花神社、2000年)、『新川和江詩集』(ハルキ文庫、2004年)、『記憶する水』(思潮社、2007年、現代詩花椿賞・丸山薫賞)ほか多数。多くの詩が作曲されている。

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